9月に入手したharu drum のパンケーキスネア、この二月いろいろな現場で使ってみています。
haru drum宣伝担当・ミズノさんが当日の模様をアップされています。会場のJ’z studio で録音しながら開催されたのですが、実にいい音で録れてますね。進行の邪魔にならない、さらっとした手順録音だと思ってましたが、この辺はエンジニアの方の腕ですね。音が気になる方は記事を是非チェックしてみてください。
https://note.com/perc_blue/n/n8597a8b33e21
とても浅いシェルにも関わらず豊かな音がします。チューニングのレンジとしては3つくらいスイートスポットがある感じで、それも驚きです。低めにチューニングしてミュートしたときの音のまとまりは、これまで触ってきた楽器のなかでこの楽器にしかないものでした。
アンケートの抜粋(山下)
全般的にとてもよい音のするスネアドラムだと思います。その理由がなんなのか、例えば工作精度であったり、部品の剛性であったり、重量であったりという部分でない、なんというか明確な原因は分からないけれど何故かよい音がする、そんなマジックのある楽器だと思います。
8月の試奏会で一聴き惚れして入手して使っていますが、2月たっての印象です。
薄いのに胴鳴りみたいなのがある(これは第一印象から変わらない)。大きな現場だと6.5の響きとは違う部分が際だってくるけど、不足感はない。
表も裏も同時にチューニングできるので、部屋の細かな響きの違いに対応しやすい。
当初から謎だった音の伸びの止まる感じ、ある程度理由が掴めた気がします。これが他の楽器で実現できるのか、ちょっと実験してみたいけど、この楽器以外では難しいんじゃないかな、と予想。
上と同じ理由で、スタンダードなチューニングを学ぶのには使いづらいかも。
結論: いい楽器です。
いい楽器に出会いました。幸せ。